粉砕機プラスチック

GPC型粉砕機は、必要な粒度が得られる粉砕機です。
粉砕は、回転刃と固定刃との間に発生する剪断力で行い、上部から投入された対象物は、下部のスクリーンを通過し排出されます。

3Dイメージ

	粉砕条件に応じて、ローター選定!!A1 ローター（S型・V型・C型）　A2 スクリーン
	安全性B1 安全スイッチ　B2 防振ゴム
	メンテナンス性C1 ホッパー開閉ハンドル

S型ローターは、ビニールやゴム等の柔らかくてやや弾力性がある物に適しています。回転刃の角度は、固定刃と重なり対象物を剪断する際の効率を考慮し設計されております。また、隙間を空けることで、破損や摩耗の原因となる熱を逃がしやすい構造にもなっております。

V型ローターは、主にプラスチックの粉砕に適しています。V字型に取り付けた回転刃は対象物を中央に集めていきます。これにより、粉砕室各面との接触を減らし、摩耗を抑制します。

C型ローターは、小型ゴム、プラスチックパイプ等の上記ローターに比べて硬い物や厚さがあるものに適しています。
階段式に取り付けた回転刃は、対象物を剪断する際の衝撃力を最小限に抑え粉砕していきます。また電線の粉砕にも使用できます。

粉砕された対象物は、スクリーン（網目）を通過して排出されます。
網目の大きさを変えることで、処理物をご要望の粒度に調整出来ます。

ホッパーの開放時は、危険なため機械が起動しないように近接スイッチを取り付けてあります。

制御盤には非常停止ボタンも備えております。

振動は騒音や機械の破損や消耗に影響を与えます。
GPC型粉砕機は、本体の足部分に防振ゴムを標準装備しております。

刃物は処理対象物の形状、硬度等によって摩耗速度や処理能力に対して影響してきます。定期的に交換することにより、効率的な粉砕が行えますので、交換作業が容易に行えるようにボルトで固定されております。